ポワロとマープル
全話通しての評価。 特に工夫も無く終始平凡極まりない作画や画面作りで、既にたくさんある、本場イギリス等の実写映画や実写テレビドラマをたくさん見ていると、とにかく安っぽさしか感じない映像。 アフレコ素人の滅多やたらな導入 シナリオライターや演出…
原作のせいでしょうし、この話に限ったことではないのですけど、ポワロの推理と提出証拠では、「死んだ老人は、最初の推定時間より早く死んだ」「老人になりすました何者かがいる」とまでは指摘できても、犯人を特定して告発することは不可能。 いきなり事務…
よさそうに思えたのは、一回目だけ。 原作のストーリーはなぞっているものの、演出がまるで足りない。不吉な記憶や、父に対するグエンダの不安感の表現が足りない。真犯人以外も怪しく見せるための表現が足りない。
この番組としては上の部類ですが、原作と比べると、ずいぶん面白みがへっています。 原作の面白味は、主人公のグエンダが、マープルに、過去の事件を掘り起こすと、見るべきでなかった物を見出してしまうかもしれないと忠告を受けても、過去の事件を調べて、…
原作を半分程度読んだ上で、観賞。 事件の奇妙さや、ゲストキャラの父親の深い謎など、この番組の長編では、一番出来がいい導入部。具体的に描写しすぎるのではと危惧していた、グエンダの回想シーンも、”曖昧で強烈な記憶”というのを演出できている。 メイ…
話そのものはぱっとしないものの、トッド夫人役の赤木春恵のはまりっぷりに笑えた話。
原作からそうなのですが、トリックの種がXXXXXXというのは反則なのでは。
今までで一番まともな出来。 原作を上手く要約、映像化していますし、少年二人に焦点を合わせるアレンジ部分も問題なし。ゲスト声優(被害者女性では無く、別の役だったのですね)も上手い。 ただ、ミステリーマニアの知人に言わせれば、「容疑者勢ぞろいで…
話の内容自体は、前回の導入主軸の内容に対して、今回は被害者の国籍の問題を主軸にしたりと、これまでのこの番組の長編と比べて、格段に上手くなっています。 話の内容も、前回と違って、実写ドラマ版とはそれほど似ておらず、なおかつ妥当な内容。 いつも…
スーパー家政婦ルーシー・アイルズバロウが出てこず、乳臭い小娘のメイベルが代役。 まあ、ようやくメイベルがまともに活躍できるエピソードが出たという事で、よしとしましょうか。 しかし、今回のエピソード、正月休み中に見た、イギリスBBC製作/ジョージ…
書店にいったところ、『名探偵ポワロとマープル』の年明け1月放送分の『パディントン発4時50分』の漫画版が出ていました。 原作の方はまだ読んでいる途中なので、前半部分のみ、ちらちらと読んでみると......危惧が当たってしまいました。 アニメ版『パディ…
以前の『ABC』と違って、原作の基本的な部分は要領よくまとめ、話の起伏もありますし、ドラマ性などもちゃんと描かれています。 しかし根本的に、長編に最適化された原作のストーリーとトリックを、大幅に切り詰めているため、やはり原作と比べてずいぶん味…
まず最初に。コカインまでアウトでなくて、よかった、よかった。 中山忍もアフレコは下手ですが、一応、演技などは出来ていましたので、伊藤美咲よりはまだマシでした。 『名探偵ホームズ』の再放送を見たせいで、背景などの安っぽさが、露骨に目に付くよう…
今日から全三回で『エンドハウス怪事件』。 これが、案外上手くアニメ化できています。事前に最悪クラスの出来を予想していたので、相対的に、ずっと良く見えたという事もありますが。 原作の基本的な骨子は保持しつつ、脚本は、原作からほぼ書き直し。 登場…
種デスの陰に隠れてまるで話題にならないものの、こちらも、地震、台風続きで、種デスよりもさらに待遇の悪い延期続きで、放送再開は来週。 でまあ、原作を、クリスティ文庫の訳『邪悪の家』で読み返してみました。 以下ネタバレ極力無し。 この原作の、ここ…
以前、『名探偵ポワロとマープル』でもアニメ化された、『エジプト墳墓の謎』。 これの原作をクリスティ文庫の『ポアロ登場』で読んだときから、どうもおかしな内容だと思っていました。 最新の訳であるクリスティ文庫収録版では、前半で、富豪の甥が、「僕…
アニメ「ポワロとマープル」大物続々登場のナゼ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041020-00000014-ykf-ent> なにしろ主演の里見浩太朗、八千草薫をはじめ順次登場する >顔ぶれも草笛光子、赤木春恵、星由里子、松原千恵子、山口 >祐一郎、森本レオら…