仮面ライダー響鬼

 さすがに三戦目ともなると、苦戦する相手が登場。
 しかしその苦戦が、一般的なヒーロー物的な危機の見せ方では無く、事前に不利な点などを比較的冷静に分析した上で、苦戦を覚悟しつつも、いつもの怪物退治と同じ心構えで挑むという、いかにもベテランの職業人的な戦い方をしている。
 一方、明日夢のパートも、飄々とした大人のプロフェッショナルであるヒビキとの対比や、憧れの気持ちを描く事で、ドラマ的な意義や面白みがある。

 ただ、等身大の敵相手の戦闘が、いかにも(作中登場人物の視点で)ルーチンワーク的に処理しているだけで、面白みに乏しいので、こちらでも面白く盛り上げられるようにしないとまずいでしょう。
 あとは、今回登場した人物らしきイブキの参加で、話がどう展開していくか。