DEATH NOTE 第一部完

 とりあえず、Lは死んだようです。まあ、後から「やっぱり実は生きていた」とするための、布石はとりあえずうってはありますが(Lの本名がいまだ不明、読者の視点での確実な死亡確認が明示されていない)、いまのところは、「Lは死んだ」という事で。
 でまあ、前回は他所で、「まさか、『ドラえもん』の『あやうし!ライオン仮面』のフニャコフニャオ先生みたいに、ヒーローを殺してしまって、その先の展開が思いつかないなんて事は......」と冗談を言っていたら、本当に「弟のオシシ仮面」「いとこのオカメ仮面」みたいなのが、出てきました。
 しかし、この漫画の面白さが「月対Lの対決と微妙な関係」であった以上、新キャラが月の敵になっても、それに匹敵する面白さは難しい。かといって、第二部の途中でLが復活しても、しらけかねない。正直、ちょうどいい頃合で終わればよかったものを、だらだら続けたすえに、消耗しきって終わった、ジャンプの人気漫画の数々のようになりそうで不安です。