うたわれるもの 第6話「集う力」

 女性たちが炊き出しをしているのは何でしょう。普通に考えると米ですが、麦かもしれませんし。
 今回もそうですがこの話、主人公側は、ハクオロのリーダーシップや苦労が的確に描かれている上に、炊き出しとか代表されるような農民一揆という描写が行き届いていて面白いのですが、敵方がステロタイプな悪役すぎて物足りない。
 敵の美形武将も、関所破りを見のがしている所からわざと反乱を煽っているのかと思ったら、その結果ハクオロ勢に援軍がきたら本気で驚いていた。上司が無能なのでやる気が無いという理屈はわかりますが、主人公側に都合のいい「今日のところは見逃してやる」「止めを待ってやる」というステロタイプな行動を繰り返しているだけに見える。
 ......『ゾイドジェネシス』序盤の、うっかり少将まじかるザイリンの存在は偉大だったんだなあ。