涼宮ハルヒの憂鬱 第6話「孤島症候群(前編)」

 視聴者に印象が定着したキャラのバカンス風景は楽しいですが、話的にはさほど面白みは無し。
 古泉のミステリー論も、この手の話題では定番過ぎる話なので新味は無し。
 ラストの殺人ですが、ハルヒの能力で引き起こされたというのは愉快な学園物としては色々と問題でしょうし、古泉と所属組織がハルヒを退屈させないようにしている芝居でしょうか。
 館の怪しい設計者って、中村青司(綾辻行人 館シリーズ)がお望みで*1
 長門有希が今回読んでいた本のタイトルは静止画で見てもわからず。

ハルヒのキャラクター性、ガルバトロン様みたいなものと以前から自分でいいながら今一違うと思っていたら......ようやく思い出した。
京極夏彦の小説の名(迷)探偵「榎木津礼二郎
 特殊能力に自覚的か否か以外はそっくりだ、この二人。

*1:そういえば「十角館の殺人」〜「時計館の殺人」は読んでいますが、「黒猫館の殺人」「暗黒館の殺人」「びっくり館の殺人」はまだ読んでいなかったか。既読の記憶も薄れていますし、未読分−>既読分再読の順でまとめて読んでみるか