Fate/stay night 第八話 不協の旋律

 原作の評判から「仮面ライダー龍騎っぽい」と言われていましたが、マスター同士が同じ家に同居するところとか、食事シーンがやたら多いところとか、ますますアニメ版『仮面ライダー龍騎』(というか平成ライダー)っぽくなってきた。
 日常シーンとか呉越同舟とか、面白い部分ポイントが、多分に平成ライダーっぽい。
 もっとも士郎は、龍騎というより”壮絶なる空回り男”ギャレン橘さん(仮面ライダー剣)のような気が......
 セイバーの超感覚や変身、疾走など、最初の頃と比べるとかなり「サーバントは凄い」と演出できるようになっている。
 しかし、今回士郎が急に、相手の罠を警戒して慎重な行動を率先してとろうとするのは、どうも不自然に見える。今までの行動はセイバーを気づかってという事でしょうけど、実際のフィルム上の結果としては危険に対する想像力が欠如した大馬鹿にしかなっていなかったので。