機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-
映画版『機動戦士Ζガンダム』第三部『星の鼓動は愛』。
とりあずネタバレなしの手短な感想。
テーマは「カオス的状況」。
テレビ版『機動戦士Zガンダム』の問題点として言われているのが、勢力が多くいり込み過ぎている事。
ところがこの映画版、それを整理するのでは無くむしろ、勢力・個人ともにきれいにまとまらず、共闘離反が頻繁に起こるというカオス的状況を見せるという形で、意図した形でまとめ上げている。
戦闘アクションでもその方針の影響が強く、とにかく、乱入や、不意の第三者からの射撃による混乱が頻繁に演出されている。
そして公開前からアピールされていたラスト。具体的にはまだいいませんが「こう来たか」と得心させられました。一口で言えば「カオス的状況からの開放感」。
評価:75点