見たい物だけを見る

 「ゆーずー無碍たる日記(http://d.hatena.ne.jp/yuzumuge/)」さんに忠告を受けて、いちいち口を出すのは、ひかえるようにした、とある、管理人などが「あー、ぼくに都合の悪い事は、聞こえない、聞こえない」状態になっていた、掲示板。結構な分量反論されて、過去ログにも何時でも確認でいる状態で残りつづけているのに、「ぼくのテキストへの反論に納得がいかない」ではなく、「ぼくのテキストへ未だ具体的な反論がない。意気地なしめ!」と本気で信じ込んでいるのは、もう重症だ。
 「ゴネ勝ち」でも、勝ちは勝ちなら、たしかに彼は立派に勝っているのでしょうけど。

 一応、今日、情況確認のために見てみると、あの掲示板に未だ残っている面子は(私よりも、さらに分別のある方々は、もっと早くに、飽きるか見放すかした)、末期状態だなあ。
 相手を非難するために、自分に都合のいい妄想にひたるという、状態。
 私に対するヤジ(批判なんて上等な物では既にない)。
 私が昔「鉄人28号」の第一話について、若本氏の他の役と引っ掛けて書いた、ありきたりなパロディを、「そんなシーンはない。おかしい」と、ヤジのネタにしていたり。しかも、これぐらいしか、ヤジのネタに出来ないというのがまた、情けない。
 もう一つは、「この掲示板の管理人が書いたテキストを、あちらこちらの反対派サイトにはりまくっているが、無視されている」というヤジ。たしかに、数ヶ月前に、問題の文章が話題にのぼっていた三箇所ほどに、「あそこの管理人は、自分で書いたテキストの趣旨を、自分自身でまったく実行できていない」と(そもそもの根本的な)問題の指摘を、書いた覚えはありあすが、それ以外は特に書いていませんし、書いた件についても、普通に他の方の返答が来ていましたが。ひょっとしたら、赤の他人が匿名でやっていること(どこでやっているかは知らないが)を、「こんな事をやるのはあいつに違いない」と勝手に思い込んでいのでしょうか。

 こんな事をやらかすという事自体、「私はまともに、ある程度以上の客観性のある根拠と論理を整えて、反論する事ができません」と、白状しているようなものだよなあ。

 彼らに何度もいった事ですけど「視野を広くもって、勉強しよう」と。
 問題だったのは、批評の話題だったのに、特定の方法論を曲解して持ってくればまだいい方で、それ以前に、ちゃんとした批評の技術等のついての勉強を全くしないで、素人考えを書き連ねるだけだったからなあ、彼ら。

 でもって、「基礎から欠けているから、まずは勉強してください」と指摘されると、「お前は自分の教養に傲慢なんだな」と妄想で自己正当化に走る始末......。知り合いに、私よりもはるかに映画通、ドラマ通、読書通などが幾人もいるのに、そんな自惚れができるものか。

 まあ、あの掲示板に、いまだたむろっている輩には、もう何を言っても無駄でしょうが。