劇場版『機動戦士Zガンダム・1』を観て ササキバラ・ゴウ氏

 批判的な感想の多くは、「旧作画云々」「ハイペースすぎてわからじゃないの」という、短慮でピント外れな、劇場版Ζ第一部。
 そんな凡百の戯言とは、まるで次元の違う、すぐれた批判的感想を、ササキバラ・ゴウ氏が自サイトに掲載。

http://homepage3.nifty.com/sasakibara/arc/20050811.htm

(以下一部引用)
>特に富野監督は、インタビューなどを読む限りこの劇場版を「健やかなものにしたい」
>と一貫して語っているようである。その方針自体は、それなりに理解できることだ。
>しかし、だからといって、なぜ「キレる少年」をカットしなければならないのか。
>カットするのではなく、むしろ徹底すべきだったのではないか。暗部を切り捨てるこ
>とで得られる相対的な明るさは、監督の考えるような「真の健やかさ」を描くことを
>阻害しはしないか?

 たしかに、言われてみると、ごもっともな指摘。

http://homepage3.nifty.com/sasakibara/index.htm