ゾイド ジェネシス

 「リーダーの度量があるのにリーダーになろうとしないラ・カンは卑怯だ」「今の私は旅人のラ・カンだ。それ以上でもそれ以下でも無い」という話。
 村をアレだけかき回して、そのまま立ち去ったらいささか無責任かなあ、と思ったら、村の再建を手伝うことによって、その辺をフォローしている。
 大型ゾイドがたくさんあるから作業も早く済む、というのは、これだけの戦力が揃っているのにディガルドと積極的に戦わないのは....、というのに繋がっているんでしょう。
 反ディガルド勢力を、ラ・カンをリーダーにして組織化しよう展開は予想していましたが、意外にも、ルージの故郷にいったん戻るという展開。しかし、考えてみれば、土地に根付いた生活という物を重視してきたこの話では、納得の行く流れ。
 ロンは、いかにも、裏切ったか偽物臭い感じ。

 で、ザイリン......ほんとに、長期休暇という名目の首切り同然の扱いだったのかい。ザイリン・カムバック。君がいないと笑いが足りないから。