特捜戦隊デカレンジャー

 最終回直前の絶体絶命ということなのですが、連続ドラマとしてでは無く、単発のエピーソード毎の面白さを魅力としてきた番組なので、敵が単なる「強くて強大」、危機が単純な「絶体絶命」なので、過去の戦隊と比べても、どうも物足りない。
 オンドゥルとか、モロボシ理事長は一体なんだったのとか、世界が滅びかけているのは主人公たちの判断ミスのせいではとかいう部分があっても、その点では「親友を封印するか否か」というジレンマを盛り込んでいた『仮面ライダー剣』の最終決戦の方が面白かったです。