うたわれるもの 第2話「荒ぶる森の王」

 仮面の男が大きな功績をあげて村の一員として完全に認められる話。
 彼は真摯で面倒見がよく、勇敢かつ知恵も回るという、今のところは好感を持てる優等生キャラクター。声のイメージのせいかヒロインたちに「お父さん」と言われても年齢イメージの違和感が無い。
 ムティカパに対する村人の対応が、主として尊ぶのと災いとして恐れるのが入り混じった感情というのが、いかにも古い土俗宗教的な神の扱い。「害獣」として殺しはしたものの釈然としないのを、ムティカパの子供を育てるという事で、ようやく気持ちに折り合いをつけた模様。
 「お父さん」と言われたことから、ヒロイン姉妹の父の名前ハクロウをもらう。....「ちよ父仮面」でなくてよかった。いや、あの仮面が微妙にちよ父に似ているので。