超星艦隊セイザーX

 拓人が「人を思う心」で、ブレアードが「恋」。
 その微妙な違いを描きつつラストでは、拓人もいくらかなりと恋心を持っていたというオチのつけかたなど、よくできたドラマでした。
 乱戦ぶりも、アクションシーンとしても、それがドラマ展開に結びついている事としても、両方良く出来ている。
 歴史が変わりグローザ、意外とあっさり消滅。その事について、セイザーX側もアド以外は微妙に気まずそうな雰囲気を演出している。たしかに、やっている事自体はジャッカルが指摘したとおり、デストロンが負けたからと歴史を変えようとしたビーストメガトロンと変わりが無いわけで。コスモカプセルを巡る未来まで続く戦乱を終わらせるという形で、けじめをつけるのでしょうか。