私のレジンフィギュアキット作成手順

 最近ようやく、効率よく、きれいに仕上がる、制作方法を確立できてきました。

  1. 離形剤落し。最近はエンジンシンナーを使用。
  2. パーティングライン落し。
     まず、瞬間接着パテをパーティングライン部に薄く(段差がきついなら多く)盛り付けて、320番でペーパーがけ。
     パテを盛るのは、ペーパがけだけで作業をすると、処理した部分が平らになりがちだったから。瞬間接着パテを使うのは、食いつきのよさと、経時変化を避けるため。
  3. パーティングライン落しをした部分や、接合部を処理した上に、溶きパテを筆で塗る。
    使うのは、タミヤパテをMrカラー溶剤で溶いたのを、作りおきしておいたもの。クレオスの既製品は、妙に弾力があり削りにくい。
  4. 溶きパテを600番ペーパーで均す。全体にもペーパーがけ。
  5. 水と洗剤、ブラシで、パーツを清掃。
  6. サフェーサー塗布。
     使用するのは、タミヤの白もしくはグレーのプライマー入りの缶の物。ノズルは、固まった物が吹き付けられないように、まめに清掃。グレーは昔は使いにくかったですが、最近は改良されたようです。 
    グレーを使うのは、主にパーツの加工の度合いが高い場合。グレーを使った後は、さらに、白(最近はクレオスのベースホワイトを使用)を吹きつけ。
  7. 塗装。ハンドピースは、最近は0.5mm口径ノズルの物を主に使用。
  8. 表面保護のためのクリアコート。ボデーペンのクリアをビンに出して、ハンドピースで塗布。
  9. フラットベースを加えたクリアなどでつやの調整