ゾイド ジェネシス

 クワトロラ・カンが、キャスバルでシャア領主としての立場に戻り、領民に対してダカール演説する話。
 演説の内容は、あまり捻りはない物ですが、ラ・カン自身と視聴者が見てきたストーリーに基づいた物で、重みと説得力がある。そして、決意を表明したところで、それに併せて出てくる、カノントータスやランスタッグ部隊など、テンションを高めてくれる。
 種や種デスの、中身が無いのを、詭弁で飾りたてた、ラクス等の演説とは、正反対の、素晴らしさ。
 ああ、回想シーンというのは、まともな作品から、今回のように、知られていなかった過去の話(新作画)をするときとか、ここぞという時に今までの事を振り返るためにする事であって、種や種デスでやっていることとは違います。
 「バカめ」と突っ込みを入れるのが定番化しつつあるセイジュロウ師匠。ぜひとも防御戦でも、敵の降伏勧告に対して同じ事を言って欲しいです(バルジ大作戦)。
 ロン先生のゾイド講座......怪しそうな先生だなあ。大陸という概念を自然に出てくるところなど、その内、「実はムーンレイスなんです」とか言い出しそう。
 レ・ミィが母親似って......お母さんも、丸焼きで串刺しな方だったのですか。