機動戦士フリーダムガンダム(機動戦士ガンダムSEED DESTINY) 第37話

 アスランの議長糾弾論、予想以上に、幼稚で酷い。
 自分から組織内で危険分子扱いされる言動を繰り返し、当然の結果として排除されかかったら、自分にも何割か非があったとは全く考えず、「議長は意に添わぬ者は即始末するスターリンみたいな人間」と考えた上に、「議長は世界中に人間を殺し尽くすだけだ」とまで飛躍した結論にまで至る。
 議長のやり方などを、卑劣で残虐で偽善的な大人のやり方としか描けない、監督脚本夫妻の政治、戦争観や、ひいては世界観や人間観、本当に幼児並。せめて三国志物や、戦国時代物の娯楽漫画ぐらいには、まともな見識をもってくれ.....って、もう手遅れか。