機動戦士フリーダムガンダム(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

 予想はしていたことですが、議長の、アークエンジェル撃破命令の理由が筋が通り過ぎていて、アークエンジェル一行の今までの馬鹿すぎる行動とその当然の結果と共に、笑うしか無かったです。
 行け行けインパルスガンダムシン・アスカ。最凶最悪の無能な働き者&善意の迷惑者フリーダムガンダム&キラ・ヤマトをぶっ潰せ。今日だけは君の味方だ。
 戦闘も、圧倒的に強いフリーダムを相手に、心理的弱みをつき、Vガンダムが元ネタなパーツ分離&体当たり&再合体戦法を使いこなす(三式機龍メカゴジラバックパック飛ばしも入っていたような)。それだけでなく、対ビーム盾を反射攻撃に使ったり、シルエットフライヤーを、併走飛行させて、フォースシルエット状態でソードシルエットの武器のみしようという、独自のトンチの効いた戦法を使って、見事、フリーダムを撃破。
 インパルスの大型ソードが、フリーダムの胴体をつらぬいた瞬間は、この番組で、一番のカタルシス映像。

 ......しかし、夫妻贔屓1000%のキラには、本人は元気に生き延びている上に、さらに数倍ましの戦力のストライクフリーダムが与えられることを考えると、萎えます。

 それと、議長とレイ。もし、表向きの言動とは別の裏の意図があるなら、それをうかがわせる様子を、多少なりと見せないと、キャラクター描写や伏線の関係上まずいでしょう。まあ、特に裏の意図は無いのかもしれませんが。