機動戦士フリーダムガンダム(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

 ドラマ的にはマシになっているのに、今までのグダグダな展開の流れも考え出すと、どうしても理不尽に思えてしまう点が多々あるとか、3クール目にもなって、この程度の問題(知り合いだからとって人命の贔屓をしていいかという問題とか、守るために戦う云々という初歩の極みのような問題とか、キラがやっと自分が間違っている可能性を考え出すとか)で葛藤や衝突していて、ドラマが幼稚に見えてしまうとか。
 特に後者、この程度の問題、今見返している『太陽の牙ダグラム』なら、1クールもたたないうちに、充分なドラマ展開の末に乗り越え済み。

 デストロイ。
 対巨大要塞ロボ戦で良く出来ていたのはアニメ版『ゾイド』一作目の、デスザウラー、デススティンガー戦ですが、来週の種デスにそれを期待しない方がいいですか。さて、『ゾイド』一作目を久しぶりに見返すとするか。

追記
 火力表現や、破壊表現が派手なわりに、デスザウラー、デススティンガー、元祖ビグザムはおろか、これらよりは落ちるサイコガンダムの香港蹂躙と比べてすら、あまり印象が強くない理由。
 結局、やられるのはみんな背景扱いのモブ。レギュラーキャラクラスか、せめてビグザムの被害者のシン少尉程度の人格を感じさせる、視聴者の視点を代弁してくれるキャラが、やられる側に皆無。まあ、種や種デスの大規模破壊シーンのほとんどにいえる事ですが。