ギャラクシーエンジェル

 第四シーズン最終回。オープニングもSEつきの豪華版。
 前半は、ちとせ逆恨み復讐の最終回的エピソード。巨大化表現が映画版エヴァンゲリオン
 後半は、今までの話は俳優が演じていたテレビドラマという話で、個々のエピソードの連続性か皆無なギャラクシーエンジェルらしい最終話。どちらかといえば『八時だよ全員集合』の毎回の、ドリフのお笑い劇ですけど。
 かとおもったら、それを吹き飛ばす展開が、それ以上に「ああ、これこそギャラクシーエンジェル」と思わせられました。

 第五シーズンはある可能性は低そうですし、ネタも正直つきているとは思うので終わってもいいと思う反面、キャラクターらがバカをやっているのを毎回見るだけでも微笑ましく思えるので、続けて欲しいという気持ちもあり。


*:思い返せば破嵐万丈というのは、過去の心の傷を抱えつづけ、その執念により戦っているものの、なおかつ立派に自立ている、真の「大人」なんですなあ。なお、私は「万丈=メガノイド説」は支持しておらず、彼の超人性は執念によるものと解しています。最終回の「僕は嫌だ」も、その執念が、コロスらメガノイドにも通じる事によるものでしょう。