機動戦士ガンダムZZ 第3話 「アクシズの騎士」
コメディ路線を大きく取り入れるという前作からの路線変更の象徴が、今回本格的に登場活躍した、マシュマー・セロ。
このマシュマーの空回りっぷりをみていると、マシュマーに期待をかけてバラを与えたというハマーン、実は「豚もおだてりゃ木に登る」と内心思っていたのでは......
あと、前回もそうですが、Z、ガルス共に理由をつけて、コクピットハッチを空けたまま。このあたり、より生身を晒したのに近い状態でのアクションを見せようという意図でしょうか。
ジュドーがアーガマに味方する展開は上手くできている。
Zガンダムを再び狙ってアーガマに単身侵入−>前回、ヤザンから結果的に救ってくれた恩義からシンタとクムに庇ってもらう−>庇ってもらった恩返しとしてアーガマのためにマシュマーと戦う(アーガマはジュドーに助けてもらわなければならないほど消耗しきっている)。人情のやり取りで展開しているわけですが、ジュドーというキャラクターと、人情にでも頼らなければならないほど消耗しきったアーガマの現状で、話がうまく成立している。