特捜戦隊デカレンジャー

 第34話 セレブ・ゲーム
 録画していたのを、今ごろ観賞。
 このエピソードは評判が悪いようでしたが、たしかにそのとおり。今回の脚本は駄作、愚作でおなじみの武上純希氏。

 一般エイリアン狩りを楽しむ金持ちエイリアンの起こした事件で、そのエイリアンが、ジャッジメントで宇宙最高裁判所からデリート許可が出たら、「親の権力でもみ消せる」と言い出す。
 もみ消しというのは、普通、起訴される前とか、遅くても判決が出る前にやるものでは?しかも、死刑判決が出ているわけですから、もみ消す以前に、親の政治生命を絶つスキャンダル物では?
 また、もしデリート許可が出た後取り消せるなら、それはそれで、今までの物語のルールが崩壊しちゃいます。

 しかもセン、犯人の脅しに葛藤した末に、判決執行に踏み切るわけですが、その後、その事によるリスクがなにも描かれない。これでは、センの葛藤に意味が無い。


 酷い脚本。